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モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?|Wh計算と容量上限のルール解説

モバイルバッテリーは預け入れ不可・機内持ち込みのみ。100Wh以下なら持ち込み可、160Whまでは航空会社の承認制という基本ルールと、mAhからWhを計算する方法、容量別の目安を解説します。

公開:2026.08.07 | 更新:

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旅行や出張の準備で意外と迷うのが「モバイルバッテリーは飛行機に持ち込めるのか」です。結論から言うと、一般的な10000mAh・20000mAhクラスはほぼ問題なく機内に持ち込めますが、スーツケースに入れて預けることはできません。この記事では、判断基準になるWh(ワットアワー)の計算方法と容量別の目安を解説します。

大原則:預け入れ不可・機内持ち込みのみ

モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)は、国際的な航空輸送ルールに基づき預け入れ荷物に入れることが禁止されています。必ず機内持ち込みの手荷物に入れてください。

持ち込みできる容量は、一般に次の3段階で判断されます。

  • 100Wh以下: 機内持ち込み可能。一般的なモバイルバッテリーの大半はここに収まります
  • 100Wh超〜160Wh以下: 航空会社の承認を得た場合に限り、1人2個まで持ち込み可能
  • 160Wh超: 持ち込み不可

これはICAO(国際民間航空機関)の基準に沿った一般的なルールで、国内線・国際線ともほぼ共通ですが、個数制限などの細部は航空会社によって異なります。搭乗前に利用する航空会社の公式サイトで最新の規定を確認してください。

Wh(ワットアワー)の計算方法

モバイルバッテリーの容量表記はmAhが主流ですが、機内持ち込みの判定はWhで行われます。リチウムイオン電池の定格電圧3.7Vで換算する場合、計算式は次のとおりです。

Wh = mAh ÷ 1000 × 3.7V

  • 5000mAh → 約18.5Wh
  • 10000mAh → 約37Wh
  • 20000mAh → 約74Wh
  • 27000mAh → 約99.9Wh

つまり、3.7V換算では27000mAh前後までが100Wh以下の目安です。ただしこの計算はあくまで目安で、電池の定格電圧は製品によって異なります。実際の判定は本体やパッケージに印字されたWh値が基準になるため、大容量モデルを持ち込む場合は必ず本体の表記を確認しましょう。

容量別の目安と代表的なモデル

CIO SMARTCOBY SLIM 5000mAh、Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)、CIO SMARTCOBY TRIO 67W 20000mAh、UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300Wの比較表
比較項目
CIO SMARTCOBY SLIM 5000mAh

CIO

CIO SMARTCOBY SLIM 5000mAh

3,000円台

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Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)

Anker

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)

3,000円台

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CIO SMARTCOBY TRIO 67W 20000mAh

CIO

CIO SMARTCOBY TRIO 67W 20000mAh

8,000円台

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UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W

UGREEN

UGREEN Nexode モバイルバッテリー 48000mAh/153.6Wh 300W

29,000円台

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価格帯3,000円台3,000円台最安8,000円台29,000円台
重量108g最軽量200g333g1637g
サイズ88×60.8×12.11mm114×71×16mm95×69×29.5mm
容量?5,000mAh10,000mAh20,000mAh48,000mAh
最大出力?20W22.5W67W300W高出力
USB-Cポート数2ポート2ポート
ケーブル内蔵○ 内蔵
ワイヤレス充電○ 対応
パススルー充電?○ 対応○ 対応○ 対応
特徴2ポート・ワイヤレス充電・パススルー対応大容量・ワイヤレス充電・パススルー対応高出力・大容量・3ポート以上・ワイヤレス充電高出力・大容量・ケーブル内蔵・ワイヤレス充電
向いている人ケーブルレスで充電したい人ケーブルレスで充電したい人ケーブルレスで充電したい人ケーブルレスで充電したい人

5000mAh(約18.5Wh):余裕で持ち込み可能

スマホ1回分の補給用。約108gと軽く、身軽に移動したい旅行に向きます。

10000mAh(約37Wh):旅行の定番

容量と重さのバランスがよく、1泊2日の旅行や出張の定番容量です。

20000mAh(約74Wh):これでも100Wh以下

長期旅行や2台持ち向けの大容量でも、Wh換算では余裕をもって100Wh以下に収まります。

100Wh超の例:48000mAh(153.6Wh)は承認制

ノートPC向けの超大容量クラスになると100Whを超えます。このモデルは153.6Wh表記のため、航空会社の承認を得て2個までの区分です。搭乗予定がある場合は事前に航空会社へ確認してください。

機内での取り扱いの注意点

  • 収納棚に入れっぱなしにしない: 近年は国内の航空各社も、モバイルバッテリーを座席上の収納棚に入れず、手元など目の届く場所で保管するよう呼びかけています
  • 端子のショートを防ぐ: 金属類と一緒にポーチへ無造作に入れず、ケースやポーチで端子を保護しましょう
  • 膨張・破損したバッテリーは持ち込まない: 外装が膨らんでいるものは発熱リスクがあるため、持ち込まず適切に処分してください
  • 海外の航空会社は特に要確認: 機内でのモバイルバッテリー使用自体を制限する航空会社もあります

まとめ

  • モバイルバッテリーは預け入れ不可・機内持ち込みのみ
  • 100Wh以下は持ち込み可、100〜160Whは承認制で2個まで、160Wh超は不可
  • 3.7V換算なら27000mAh前後までが100Whの目安。判定は本体のWh表記が基準
  • 細かい運用は航空会社ごとに異なるため、搭乗前に公式サイトで確認する

旅行向けの容量・重さで探したい場合は、モバイルバッテリーの一覧で絞り込めます。